本読みの時間〜ト・ド・ク〜
3月15日土曜日、俳優・吉塚弘が参加する、甲斐祐子さん主催の朗読会
『本読みの時間〜ト・ド・ク〜』に、よいのと一緒に行ってきた。
去年の暮れから、仕事がバカみたいに忙しかったり、
体調がとんでもなく悪かったりして、なかなか動けなかったのだが、
今回初めて観覧させていただき、とても楽しませていただいた。
僕らが行ったのは、午後と夜の公演のうちの午後の部で、
開始の20分ほど前に着いたのだが、common cafeの扉を開いてビックリ。
ほとんどの席が埋まっていて、どこに座ればいいのか迷うほどだった。
甲斐さんのサイトで拝見したことのあるお嬢さん(十代の女優さん)がいる席に、
オッさん二人が相席させていただいて、場違いな感じにモジモジしながらも、
ジンジャーエールを注文したり(よいのは相変わらずビール)、
小声で雑談したりして開始を待っていたが、その後から後からお客さんが増えていき、
あっというまに席が足りなくなるほどの盛況ぶりとなった。
イベントの方も、俳優さんたちが、カフェのあちらこちらに着席し、
身振り手振りを交えたり、ときには複数の俳優さんたちが掛け合いのように
セリフを分け合ったりしながら、立体感のある朗読が行われ、
構成も、ひとつのお話の間に、他の作品を挿入するなど工夫が凝らされており、
単なる“朗読会”にしていない凝った趣向に、いろいろと刺激を受けた。
僕は、初めて見させていただいたこの朗読会がすごく気に入って、
またチャンスがあれば、きっと来ようと思った。
面倒くさがりの僕が、そう思うってことは、相当なものってことですよ。
V-oyage諸君。
甲斐さんが主催する朗読会は、今回が10回目の記念となる会だっただそうで、
こういうことを10回も続けておられる甲斐祐子さんの、情熱(?)には、
脱帽するしかない。
甲斐さんとは、去年、何度かご一緒する機会があったのだが、
彼女はときどき、「私がやってるのは遊び」というようなことを言っていた。
「でも、本気で遊んでる」という言葉を必ずくっつける。(3月23日訂正)
僕は、そんな言葉を、いつものぼーっとした顔つきで、
でも、耳は思い切りダンボにして、うらやましく思いながら聞いていた。
一回きりしかない人生なんだから、楽しく過ごしたい。
遊ぶなら、命がけ…とまでは言わなくても、真剣に遊びたい。
今回の朗読会にお邪魔させていただいて、楽しそうな甲斐さんや吉塚弘を見て、
僕は、改めて、自分も真剣になれる遊びを見つけたいと思った。
楽しそうな人を見ると、こっちも楽しくなれるから、
僕は、また朗読会に行きます。他のイベントもチャンスがあれば行きます。
そう思った、朗読会初体験だった。
映画『ガチ・ボーイ』
先週の土曜日、映画『ガチ・ボーイ』を見て来た。
公開初日のレイトショーというのに、観客席はまばら。
僕の行くシネコンで、いちばん小さな劇場を割り当てられていたのは、
こういう状況を前売り券の売れ行きとかで計っているのだろうか。
映画は、事故で今日の記憶が明日まで残らない記憶障害に
なってしまった大学生が、ほのかな恋心と病気と向き合う気持ちから
“学生プロレス”を始める…というお涙頂戴スポ根もの。
お約束通りの展開なのだが、取り上げているスポーツが、
学生プロレスというのが面白い。
とくに「学生プロレスに最も大切なのは“演技力”」というような
セリフがあって、その言葉に「なるほど」と思って
ニヤッと笑ってしまった。
僕も高校生の頃は、昼休みになると友人たちとプロレスを
楽しんでいたクチで、けっこう楽しいんです。アレ。
家庭での兄弟プロレスも含めると当時すでにかなりのキャリアを
積んでいた僕は、カラダの大きな選手(といっても単なる同級生だが)に
半分本気でかかっていって、
傍目にも楽しめるプロレスをやっていた(つもり)なのだが、
自分でやってみるとよくわかるんだけど、プロレスというものは、
演技力を含めて“センス”というものが重要なのですね。
オーバーなリアクションや、技をかけるタイミングやら、
相手の技の受け方やら、いろいろと難しいことがある。
どんなにプロレスが好きでも、そういう感覚が掴み切れてない人は、
なんか“下手クソ”な選手に見えるのです。これはプロでも同じ
(あんまりそこまでひどいプロの選手は少ないけど)。
で、そういうのを、世代的には、プロレス・ブームを知らず、
あまりテレビでも見ていない人たちなはずの佐藤隆太や向井理らが、
けっこう上手くこなしていた。
それと、この映画の撮影中には、
すでにダルビッシュ有の子供を身ごもっていたサエコが、
ちょっとふくよかになっていて、いつもと違って(?)
魅力的なオーラを放っていたのも印象的だった。
やっぱり、誰か特定の人を好きでいる心境(つまり恋をしている状態)は、
女性ならキレイになり、男なら元気になる…
といった作用をもたらすのだろう。
最近は、そういうのもいいなぁ、と改めて思い始めている
今日この頃である。
まぁ、人はあんまり入っていませんが、
お約束のところはしっかり泣かせてもらいましたし、
大甘な印象もありましたが、
見て損をした気分にはならない映画だと思います。
咳が止まらない。
5週間も前に引いた風邪が、まだ治り切ってくれない。
その頃は、仕事が猛烈に忙しく、徹夜とかが続いて、
咳が出るようになり、それから、ずっと止まらない。
病院で診てもらったが、どうやら風邪を引いているというより、
咳のしすぎで気管や肺が荒れてしまって敏感になっており、
“咳”が出やすい状態になっているみたいだ。
咳が続くのはとても辛い。
それだけで、気力も体力も奪われていく。
とにかく、何もする気が起きなくて、部屋にいれば寝ていたくて、
そのせいで、今までできていたことができなくなってしまった。
ネットに繋ぐのも億劫で、サイトの更新をしていないのはご存知の通り。
仕事のメールの返事さえ、放ったらかしにしている。
とても不健全な状態である。
こうなると、ものごと全てが悪い方向へ転がっていく。
行動力も、精神力も、基本的な考え方までネガティブになっていき、
今まで楽しみにしていたことさえ、楽めなくなってしまっている。
毎週土曜日のレイトショーも、この2週間行かなくなって、
現実から逃避することばかり考えてしまうようになった。
「これじゃあ、まずいな」とわかってはいるのだけれど、
以前の生活スタイルに戻すには、猛烈なパワーとモチベーションが必要だ。
でも、残念だけど、今の僕に、それはムリ。
とにかく“咳”を治すこと。
日にち薬という言葉もあるし、自然に治るのを待つしかないだろう。
悪夢
嫌な夢を見た。
仕事でミスがあり、そのフォローに焦って躍起になっている。
しかもその後に「人間関係に問題があるなぁ」などと言われ、
追い討ちをかけられる。
なんだか、自分の深層心理が如実に現れた夢のようで、
非常に後味が悪かった。
しかし、もっと焦ったのは、綾瀬はるかと堀北真希を
二股かけていたことがバレてしまったことだっだ。
僕が本命の綾瀬はるかとデートの帰り、
自宅のマンションのエレベータに手を繋いで乗り込んだら、
そこに僕の帰りを待ち侘びていた堀北真希がいたのだ。
焦って気が動転した僕は、慌てて綾瀬はるかの手を離し、
どちらとも目を合わせず、二人を残して何くわぬ顔で
一人でエレベータを降りる…
という男としてサイテーなことをやり遂げていた。
しかも、自分の部屋に戻ってから、
これは夢なんかじゃなくて事実だから、なんとかしなきゃと思い、
綾瀬はるかと堀北真希のどちらに連絡しようか散々に悩んだ挙げ句、
どちらにも連絡しないという、
これまたサイテーな選択肢を選んでいたのだった。
それにしても、40過ぎたオッサンがこんな夢を見て
焦って目を覚ますというのが何とも情けない。
恐怖感というより、自己嫌悪に陥る情けない悪夢であった。
映画『アメリカン・ギャングスター』
『アメリカン・ギャングスター』を見てきた。
リドリー・スコットが監督し、
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが共演するというだけで、
これはもう面白くないわけがない…と言い切っていいと思うのだが、
その通り、面白くないわけはなかった。
派手なドンパチも、カーチェイスも、
戦争のような銃撃戦もないにも関わらず、
出演者の演技だけで十分見応えのある映画に仕上がっていたのが
彼等の凄さだ。
しかも、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウは、
3時間近い映画だというのに最後の30分程だけしか絡みがない。
無名のギャングから一気に麻薬王になっていくデンゼル・ワシントン、
仲間の警察官の賄賂が許せない正義感に溢れる刑事ラッセル・クロウ。
映画は、まったく別の立場の二人の物語を、
それぞれに積み重ねていきながら、ひとつに結び付いていく…
という形式をとって進んでいく。
二つのドラマ、二人のアクターの演技が、やがて一つに重なっていく様は、
緊張感を保ちながら、二本の映画を同時に見ているような奇妙な、
それでいてお得な気分を味わわせてくれる。
それぞれの職人技というか仕事っぷりに「お見事っ!」と言いたくなる、
そんな作品だ。
が、そんな見事な作品も、先日見た『チーム・バチスタの栄光』が、
あまりにも面白すぎたので、僕の個人的な印象としては
色褪せてしまったのは否めない。
ただ、この映画は、後からじわじわと味が出てくる作品だとも感じた。
何度見ても「良い」と思える映画かも知れない。
これを書いている間に「もう一度、見てみたいな…」と
思っちゃうぐらいなんだから、いい映画に違いないと思う。
