三宮で、虫を食べました。
昨夜、ついに食べました。虫を。
それは意外と身近なところにあったのです。
先日、三宮の裏通りにある中国東北料理の店に
羊の串焼き目当てで入りました。
新鮮な肉と絶妙なスパイスのバランスが最高。
干し豆腐やら、○○のスープなど他では
味わえないものを中心に食べ、紹興酒も飲んで、
お腹パンパンになったところで、メニューの片隅に
「蚕蛹(マユの天ぷら)」の文字を発見。
夢にまで見た虫料理と期せずして出会えたのに、
その日は満腹で追加注文できる状態ではありませんでした。
そして、昨日満を持して再訪。
いきなりチャレンジする勇気はなかったので、
羊や豚などでウォーミングアップ。
メンツも6人揃ったところで、待望の蚕蛹です。
常連の先輩と行ったので、
お店が気をきかせて通常メニューの天ぷらではなく、
素揚げしたものを野菜と炒めて登場。
黒々とした外皮がテカテカと光っています。
大きさは小指の第2関節から先ぐらい。3~4cmほどでしょう
か。
おそるおそる口に運んでみると、サクサクとした歯ごたえ。
外側だけでなく、中身もサクサクです。
殻を取ったエビのような食感を予想していたのですが、
そんな歯応えはありません。
味も非常に淡泊です。殻はエビなどよりもソフトで食べやすく、
「あっさりしたエビの唐揚げ、でもちょっと火を通しすぎかな」といった感じ。
気が抜けるほど、「普通」の料理でした。
いくつでもいけますが、大きな感動はありません。
初体験って、そんなものかもしれませんね。
完全なる数
6、28の次は496、と息子が発見した。完全数である。
暮れに映画批評のホームページをなんとなく見ていたら、
「完全数」という単語が目に入った。
意味は全然わからなかったけど、「完全」な「数」ってカッコ良さそう。
ウィキると、その数自身を除いた約数の和がその数に等しい数、とある。
丁度、息子が公約数の問題をやっていたので、
28の次の完全数を冬休みの宿題とした。800円の懸賞金付き。
3桁にはたった1つ、偶数しかない、というヒントを頼りに
一つひとつ計算していった。
新年会で理系の同級生に完全数について訊ねても、
「何、それ?」という反応。高校の数学でも出てこない概念であったらしい。
文系の私はそんなことすらわかっていなかった。
別の席で文系の友達と映画の話をして、
完全数がエピソードの一つとなっている「博士の愛した数式」を薦められる。
翌日から2日で原作を読みきり、
完全数に関連する「友愛数」なる知識も仕込んで、
完全数探しが中弛み状態だった息子に発破をかけた。
数が大きくなるに従い計算も難しくなり、予定からかなり遅れて、
今日やっと496にたどり着いた。次は4桁。
一つひとつの約数を計算していくのは難しい。
だが、6、28、496の数列から、次の完全数を探すことはできる。
次の懸賞金は1000円。もう少し、息子と楽しんでみるつもりだ。
TIKITに、乗る。
どうしても、あの変身自転車が気になって、東淀川区の自転車屋まで、行ってきました。
梅田から地下鉄を乗り継ぎ、住宅地にある自転車屋まで。
関西で取り扱っているのは此処だけなのです。
いやあ、よかったぁ。変身具合(折りたたみの機構)もすごいし、
試乗してみても折りたたみ自転車と思えないほど、しっかり走ります。
こういう自転車に乗ってから、普通のママチャリとかに乗ると、
何かぶかぶかの靴を履いているような違和感があります。
これなら、いつでも電車に乗せて、駅から簡単にあちこち足を伸ばせます。
職場のロッカーに入れておいて、遠くまでおいしいランチを食べに行けます。
雨が降ったら畳めば良いし、酒を飲んだら畳めば良いし。
ただ、オプションとか付けると、1500ドルでも収まりません。厳し~いっ。
頂戴とは言いません。
ただ、誰か買って、少しの間、貸しといてくれたら、
すごい、すんごい、すうんごい、うれしい。
ガンダムよりも
出張のついでに、お台場のガンダムを見てきました。
それほどガンダム大好き人間ではないのですが、その大きさとかを体感しておきたくて、開催期間も終了していたのに、羽田から直行しました。
撤去作業のための囲いは設置されていましたが、ガンダムはしっかり立っていました。
なかなかのリアリティ、質感で、暑い中歩いた甲斐がありました。
残念ながら、ガンダムは動きません。
会期中は1時間に1回、腕とか動いていたらしいのですが、
ロボットだったら歩かなきゃ。飛ばなきゃ。
実際に、飛ぶ、すごいプロジェクトが進行中なのです。
ナウシカが乗っていた一人乗りの飛行機、グライダーみたいのあったでしょ。「メーヴェ」。
あれを作って、飛ばそうとしているいる人がいるんです。
メディア・アーティスト八谷和彦さん。
すでにゴムで引っ張るテスト飛行は終わっていて、エンジンの付いた試作機の段階に行っています。
チャンスがあれば、これは、わざわざでも見に行きたい。
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky.html
この人、バック・トゥ・ザ・フューチャーに出てくるエアーボードも作っているんです。
アホでしょう。ちょっと素敵過ぎます。
ハルヲ昆虫記・外伝
仕事帰り夜道を歩いていると、
ペタンッ、とスニーカーで地面を叩くような音が数メートル先から聞こえました。
見ると、ヘビが車道から歩道へ上がってきます。
街路樹の蔭で下半身しか見えないのですが、
見えている部分だけでも50センチ近くあります。
木の下草に隠れてしまい全長はわかりませんが、太さは水道ホースよりちょっと太いぐらい。
普通の住宅地ですよ。
最近ペットのヘビが逃げ出す事件とかをよく聞くので、110番しようか考え、
まあ、それ程騒ぐこともないかと思って、家に向かうと、
赤色灯をつけたパトカーが巡回しているではありませんか。
これはやはりと、帰宅してすぐ110番。「事件ですか、事故ですか」の問いに、
「どちらかわかりませんが…」とことの経緯を説明し、
ヘビが逃げたとの連絡は入っていないことを教えてもらいました。
「一応、所轄に連絡しておきます」と言ってもらい、電話を切ったのですが、
横で聞いていた子どもたちがおさまりません。
布団に入る時間は少し過ぎていたのですが、「見たい」、「捕まえたい」と聞きません。
仕方がないので、すぐに寝る約束をして、パジャマ姿の子どもを連れて現場に戻りました。
折角なのでカメラと懐中電灯を持っていったのですが、既に姿はありません。
そりゃそうです。
カブに乗って様子を見に来てくれたお巡りさんにお礼を言って、
この夏の小さな(最後はちょっと大きい)出会いはおしまいです。
虫の音も、すっかり秋ですね。
