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2010年12月09日

昭和残照伝 〜なんたって18歳〜

ネタは前回のを引きずる。例のアレである。公開後なかなか評判はよろしいようで、ものすごく気になっている。(だったら、観に行けよ!)
観客の中でも元のアニメを知っている人たちにはやはり賛否があるようで、改めてリメイクの難しさを感じる。

「気になっている」点の一つがメインキャラクターの年齢設定と実写版の俳優陣の実年齢のギャップなのだ。特に中心となる3人、戦闘班長、航海班長、生活班長(今回の実写版ではエースパイロット)はアニメの中での設定は18歳でいずれも「宇宙戦士訓練学校」を卒業したばかりという設定であった。

それこそ、地球の危機に際して、根こそぎ動員した感じがアニメ版ではあったのだが、実写版ではそこそこのリアリティーのある俳優陣であり、実年齢である。やはり、どう考えても、18歳の言わば「高校を出たばかり」の人間に現場の指揮、監督を任せるという判断は今ではほぼ「無い」であろう。

思えば「18歳」という年齢、またその年齢の人物にかける「期待値」がそもそも違ってきているのだろう。昭和40年代当時の大人達は「18歳」に、半熟とはいえ「大人の役割」を期待し、当人達もそのような覚悟を持つのが当たり前であったのであろう。当時の製作スタッフもそのような価値観を背景にしているから、「18歳」で現場の指揮権を持たせる設定は必然だったかもしれない。
(当時の製作スタッフ上層部の平均年齢はおそらく40代から50代前半であったろう。この年代は明らかに戦争の影をひきずっている。直接戦場には行っていなくても、別の角度で戦時を体験したはずである。早く一人前になることが求められ、それこそが生き残るためには必要だっただろう。)

逆に言えば、現代ではそのような「期待値」ももはや比較にならないほど低くなってしまっているのだろう。(我々の18歳時代もそうえらそうに言えたものではないが。)陳腐な言い方だが、それだけ豊かになったということであろう。

芸能界的事情を抜きにしても、現代で同じ年齢層の俳優でリメイクしても共感は得られないのであろう。(何か学芸会のようになるのではないか。)

今回の実写版であまり違和感のない配役は工場長と機関長、あとは戦闘班長の兄ぐらいか…(艦長は微妙だ)

(タイトルで「高木飛鳥」や「青山はるか(青木まどか)」の話を期待された方がいれば申し訳ない。いずれまたの機会に。)

そういえば「先の大戦」の開戦日から69年目なのだった。

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コメント (2)

ガミラス人がヒトでなく
アメーバみたいなもんという時点で
全く見る気しない。

えぇっ!!デスラー総統は伊武雅刀ではないのですかっ!

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