2009年10月27日
オヤジの童話 -塩も運ぶロバ-
あるところに塩を運ぶロバおりました。
毎日、重い塩を運ぶのがイヤでした。
ある日、小川に転げ落ちると、塩が川の水に流れて荷が軽くなりました。
それから何度か、わざと小川に転げるようになりました。
ロバの主人は、荷を塩から綿に変えました。
小川に転げたロバは、水を吸った重い綿を運ぶ事になりました。
***
綿に懲りたロバは、転職しました。
今度は、ナトリウムを運ぶ事になりました。
以前の仕事のように、荷を運ぶ途中に小川に転がりました。
ドドーン!
水と反応したナトリウム金属とともに、ロバは吹き飛んでしまいました。
***
次にロバは、三酸化クロムを運びました。
ロバは、グリセリンに転がりました。
三酸化クロムとグリセリンは、激しい酸化反応を起こして発火し、ロバは火ダルマになってしまいました。
<教訓>
三酸化クロムの入った紙コップに、グリセリンを入れると紙コップは燃えます。
昔、寒い日に化学室の裏で焚き火するのに用いた発火手段です。
よい子はマネしないようにね。
担当/大事な薬品をそんな事に使っちゃって、化学の先生ゴメンなさい ARIO
