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2008年07月13日

『クワイエットルームにようこそ』

映画『クワイエットルームにようこそ』を見た。
松尾スズキ監督、内田有紀主演の日本映画である。
で、小説『クワイエットルームにようこそ』も読んだ。
松尾スズキが書いた第134回芥川賞候補になった中編小説である。

正直言って、このどちらの作品も、鬱気質の僕にはキツい作品だった。

『自分は違う』
そう思っているのに、いつの間にか不安に教われ、未来に絶望し、
無意識のうちに思考が“負”に向かってしまう僕にとっては、
いい意味でも、悪い意味でも「かなりヤバい」作品なのである。
(いい意味のときはDAIGO風に「かなりヤバい」と言わねばならない)

とくに映像の方は、そのときかなり鬱気味だったこともあって、
パニックを起こしそうな不安にも襲われた。
それでも、最後まで見続けてしまったのは、やはり中身が面白かったからだ。
なんとなく続きが気になって、その場から逃げ出せないような気分になっていた。
原作も監督も松尾スズキだから、もちろん笑いは十分に用意されている。
でも、松尾スズキ独特の病的な部分を赤裸々にさらけ出してもいて、
その紙一重の違いの裏側に共感を持ってしまう人間にとっては、
その笑いも、気持ちのよい笑いというよりは、苦笑に終わってしまうのではないだろうか。

土曜日の朝、なぜだか知らないが、目が覚めたら、心も身体もビックリするぐらい調子が良かった。
僕が嫌いな“季節のお仕事”のせいで、休日出勤しなければならなかったのだが、
それさえ「しゃーないなぁー」程度にしか、気にならなかった。
このところ、ずっと肩凝りがひどく、体調的に辛かったのだが、それもなくなっていた。
そういうのを忘れるような何かがあったかと考えてみたが、ピンとくるものが見つからない。
ただただ、朝起きてみたら、ビックリするぐらい調子が良かった。
単なるバイオリズムの問題で、こんなにスッキリすることってあるのだろうか。

よくわからないが、スッキリしたところに乗じて久しぶりに本を読もうという気になり、
『クワイエットルームにようこそ』を買って読んでみたのだ。
なんだか、もう少し、ほんの少し、元気になれそうだ…という感想を持った。
健康に暮らすヒントが隠されていそうと思える本だった。

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コメント (1)

私は、随分前に「ベロニカは死ぬことにした」を観ました。これも隔離病棟もの。
「おいおい、単純に真木よう子のヌードが見たかったんでしょ」とのツッコミもあろうと思いますが。否定はしません。でもそれ抜きだと、可もなく不可もない映画でした。
真木よう子さんは、深夜の「週間真木よう子」をたまたま目が覚めたて2話ほど観ましたが、短編ドラマとしては「ん?!」という感じでした。
唯一言えることは、先の「ベロニカ…」や映画「ゆれる」の時より、髪の毛切ってよく似合ってるよ、ということかな。

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