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2008年05月07日

恋のメロディー

スパンダー・バレエの「トゥルー」という曲をご存知でしょうか?私にはこの曲を聴くと思い出すことがあるのです。


もうはるか昔のことです、私は恋をしていました。今までに味わったことのない激しく熱い想いで、その人のことを想っていたのです。しかし、それは叶わぬ恋。一方通行の片思いに過ぎませんでした。しかし当時の私は「あきらめる」ことは選択できず、「一方的に見つめ続ける」ことを貫こうとしていました。

しかし、物事には終わりがやってくるものです。その人は、突然関西から去って行ってしまったのです。 何の前触れもなく。 実は結婚が決まったとか、そういった理由ならばまだ割りきりようのあるものです。 しかし、このように突然一方的な形でピリオドが打たれた事実をすぐに私は受け入れることができませんでした。

そんなとき、ふと神戸港を歩いていると港めぐりの遊覧船を見つけました。そして「あの船に乗ってみよう。」 と、なぜか引き寄せられるようにその船の切符を買い一人で乗船したのです。その出航時にこの「トゥルー」が流れていたのです。

私を乗せた船はずんずんと港から沖へと進んでいきました。そして神戸の街が小さくなっていきます。湾から出ると海の広さを実感しました。そしてこう思ったのです。「なんて私はちっぽけなんだろう。」って。私などまるで大きな水槽の中をうごめくミジンコの一匹にすぎないのではないだろうか。だとすれば、このブルーな気持なんて取るに足り無いものではなかろうか・・・


スパンダー・バレエの「トゥルー」。あのメロウなメロディとギターのリフを聴くとあのときの想い出がよみがえります。

そして私は今もこの港町で毎日を過ごしています。

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コメント (1)

そんな濃いミジンコはおらん

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