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2007年11月04日

バイオハザードと、ジョージ・A・ロメロ

先ほどテレビで放映されていた『バイオハザードII アポカリプス』を見終えた。

最後に、3日土曜日から劇場公開されている同シリーズ最新作

『バイオハザードIII』の冒頭シーンが7分間放送されたのだが…

5分間ぐらいは、第一作目とまったく同じシーンでがっかりした。

見た勢いで新作のオフィシャルサイトにアクセスしてみたが、

劇場に足を運ぶ必要はなさそうだ。

なぜなら、放映された二作目にジル・バレンタイン役で出演していた

シエンナ・ギロリーが、三作目には出ていないようだからだ。



別に、主演のミラ・ジョヴォヴィッチに不満があるわけではない。

むしろ、いつ見てもキレイで、ハードな役をこなす女優だなぁと、

感心するのだが、彼女だけを見に、『バイオハザード』を映画館で見る必要もない。

だいたいゾンビ映画を映画館で見たら残酷シーンがカットされてなくて、怖い。

噛まれるシーンとか“痛い”じゃないか。あれがイヤだ。

そんな『バイオハザード』シリーズに行くぐらいなら、

もっと別の、テレビでは放映されないような映画を見に行きたい。



しかし、ミラ・ジョヴォヴィッチとシエンナ・ギロリーの二人が揃うなら、

個人的に話は別になる。なんたって、キレイでカッコいい女優が二人も揃うのだ。

なのに、三作目には出演しないなんて、これはいただけない。

制作者たちは、なんともったいないことをしたのか。

(もしかしたら、シエンナ・ギロリーがオファーを断ったかもしれんが)

シエンナ・ギロリーは『エラゴン 遺志を継ぐ者』に出演しているようなので、

今度、そのDVDを借りてきて見ようと思う。



それにしても、『バイオ・ハザード』シリーズのゾンビは、動きが早すぎる。

動きが早いというか、映画のシーンに合わせて速度が変わるのがダメだ。

やっぱり、演出時にスローな動きは徹底してほしい。

でないとジョージ・A・ロメロが怒るんじゃないかと心配だ。



ちなみにジョージ・A・ロメロという人は、“ゾンビ映画”を構築した人。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は、巧妙なドキュメンタリータッチで描かれ、

“実話”として喧伝され、ロングランヒット。映画ファンに多大な影響を与えた。

また次作『ゾンビ』で世界中で一般的に認知されるなど、次々とヒットを飛ばし、

まさにゾンビ映画界の首領(ドン)のように祭り上げられてしまい、

あまり興味のない人間からするとビックリするぐらい偉そうな人になった。



“生きた人間の血肉を食らうゾンビは、脳を破壊されると動かなくなる”

というゾンビ映画のルールは、彼が作ったものであるが、

別人による作品『バタリアン』(原題/リターン・オブ・ザ・リビングデッド)は、

このルールを敢えて無視し、頭を破壊しても動き回るゾンビを登場させた。

頭を破壊しようが、胴体と切り離そうが、動き回って食らいついてくる

ゾンビを見て、驚いた登場人物の一人が言った。

「映画は、嘘か?」

もちろん、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を皮肉ったセリフである。





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