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2007年11月27日

500円のDVDって、なかなかいいもんだ。

僕が20歳そこそこだった頃、クラシック映画ブームがあった。

当時で30年以上前の映画が、新たにプリントされて、単館映画館にかかっていた。

今なら、アート系の映画館や博物館などでイベント的にやられていたことを、

ロードショーでやっていたのだ。



ヒッチコックの「断崖」や「ロープ」、

マービン・ルロイの「若草物語」や「哀愁」、

ジーン・ケリーの「雨に唄えば」や「踊る大紐育」など、

当時は本の中だけでしか知らなかった映画を、見ることができた。



あれから20年経って、製作から50年を過ぎると、

そういった名作映画の著作権が切れ、

500円という格安の価格で手に入れることができるようになった。



若い頃から、いつかは見なければ…と思っていながら、

ずっと見ていなかった映画『失われた週末』を見た。

ビリー・ワイルダー監督、レイ・ミランド主演の1945年公開の映画だ。

アルコール中毒となった売れない作家が、兄や恋人を振り回しながら、

どん底に落ちていく様を描いたニューロティック(異常心理)映画のはしりと

言われる作品である。

物語そのものも、筋の展開も、今見るとまことに古臭い映画なのだが、

それでも、ビリー・ワイルダーの手腕によって、

ぐいぐいと引き込まれる良質の映画であった。



そういう映画が、たった500円で見られるなんて、本当に幸せな時代になった。

500円DVDって、古い映画ファンには垂涎のラインナップがずらりと並んでいる。

僕も、若い頃を思い出してコレクションしてみようか…と考えている。

『古くてもいい映画』を見つけたら、また、ここで紹介しようと思う。





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コメント (1)

(´・ω・`)知らんがな

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