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2007年10月30日

そこのけ、そこのけ、脱せんゲーム

NHK大河ドラマ『武田信玄』を見ていて、母が言った。



「昔は、こんな馬、どこから集めてきたんやろうなぁ?」



なんとなくバカっぽい話だが、

よく考えてみると、馬って世界中にいた動物である。

欧米だけでなく、アジアの国々でも、馬はどこにでも大昔からいた。

ということは、昔は、家の近所のその辺を、

野良馬みたいなヤツが、パカラン、パカランと走っていたということか。



Wikipediaで調べてみたら、馬は古くから家畜化されていて、

今は野生種はほぼ絶滅しているそうだ。

アメリカのムスタングと、日本の宮崎県都井岬で見られる馬は、

一度、家畜となった馬が野生化したものだそうで、

本来の野生種ではないという。

と考えると、馬はよほど古くから、人間の生活と密着していたのだろう。

ということは、やはり昔は、家の近所のその辺を、

野良馬みたいなヤツが、パカラン、パカランと走っていたはずだ。



なのに、いつの間に、人間と馬の生活はこれほど離れてしまったのだろう。

今の日本では、動物園や、牧場や、乗馬場、競馬場なでに行かないと、

滅多に見られない動物になってしまっている。

その数は、あっという間に激減したということなのか。

それとも、昔から、数はそれほど多くなかったということなのだろうか。



家畜の馬は、農作業や、交通の手段として使われていた。

要は、今のクルマやトラクターといった扱いだ。

しかし、だからといって機械が発達したから馬がいなくなったわけでもないだろう。

うちの母親は昭和13年生まれだが、小さい頃に馬など見たことがないらしい。

すると、どこにでもいたように思えても、意外に見られない動物だったのか。

ということは、昔は、家の近所のその辺を、

野良馬みたいなヤツが、パカラン、パカランと走っていたというのは僕の妄想か。



そもそも馬という生き物は、野生動物としてどんな取り柄があったのだろう。

「脚が速い」ということと「馬力がある」というぐらいしか能がなく、

でも、それって野生で暮らす上では、それほどたいした能力でもなかろう。

なんだか、とても、人間の家畜として暮らすことを前提に

生まれてきた動物のように思えてくるのである。



犬や猫に次いで、“第三の家畜”となるのが馬ということか。

すると、昨今のペットブームの流れで“馬”ブームも来るかも知れない。

お金持ちが、クルマやバイクに飽きて、マイ“馬”を持ち始めるのだ。きっと。

で、最近ニュースになりがちな、飼い主がこっそり捨てるという現象も起きるだろう。

ということは、家の近所のその辺を、野良馬みたいなヤツが、

パカラン、パカランと走っている光景が見られるのは、

これから…ということなのかもしれない。





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コメント (2)

私はガックンの景虎はアリだと思ってますが、何か?

ウチの近所では

野良ガキが

パカラン、パカランと走ってますが、何か?

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